転職
転職する事になった。音楽活動の時間が欲しいので引き続き派遣。正社員の時代に後から来た上司に物凄い虐めを受けたのがトラウマになってるのもあり、クソみたいな奴が来た時に、すぐ逃げれる派遣の方が良い。給料は正社員の半分近く派遣会社に持って行かれるが、我慢してボロボロになって数年後に休職してしまうより、そこそこ生活していける程度確保して、自分の遣りたい事を遣って、気持ち良く生きていた方が良い。
世の中、自分の利益になると思った瞬間に人が集ってくるもので、お金持ってると思われるだけで、相手から真直ぐに見て貰えないもの。まるで私が金持ちの様な発言だけど、親が頑張ってくれてたんで昔はかなりお嬢でした。父が「友達なんて出来る訳ない」って言って通りで、私とか父が考えるような「友達」は出来ないと思う。私達は人を裏切らない。嘘吐かない。少なくともそう努力して生きてる。でもそこのハードルを80%位に下げると、友達として付き合える人は結構いると思う。神道の掟みたいなのは神道の人間が守れば良く、他人に強要する必要も無い。そうしていると、不思議と、自分と同じ位、裏切るとか嘘吐くとかに厳しい人と出会えたりする。人生なんて、そんなもの。
仮に嘘吐いて裏切ったとしても、それは「人としての弱さ」からだから。世の中本当に邪悪な人間もいるけど、心根が悪くないなら、子供と同じで、怒られるとか自分が責められるとかの心理で、自分を守る為にそういう行動に出る。心根の良い人間なら、嘘吐いた事も裏切った事も、自分の邪悪は分かっているし、その分、その人が不幸になるだけ。誰かに酷いことをした罪悪感の方が、人によっては堪えるものだし。
今の職場は、仕事量は異常だけど熟せているし、働いてる人たちが好きだし、ガンの特効薬の会社だから、私としてはとても遣り甲斐があった。でも、昨年10月から、心根の腐った派遣が入って来て、直接仕事していた派遣が2名、社員が2名辞めてしまった。それでも、マネジメントはその派遣をクビにしないの。変な「主義」みたいなのがあって、どんなクソで無能で性格最悪でも、辞めるって言わない限り、辞めさせない。一方、どんなに優秀で良い人で会社に貢献していても、自分から辞めると言ったら、即ギリするみたい。相当頑張って、カオスな部署を立て直したのだけど、その異常で邪悪な派遣について文句を言ったら、私が辞める事になってしまった。直の上司で、信用していたから、この対応には本当にがっくり。
ただ、もう人なんて、こんなもんかなって思ってるから、特にどうでも良い。次の仕事も即決めしたし、辞めた翌日から次の会社で働く事が決まった。そういうご縁だったのかなで終わり。私が辞めた後は、カオス再来な上、業績もがくんと落ちると思う。私が自分の「神様たち」を皆な連れて出ていくから。給料以上に働き、更に「念力」を使ってたのでね。
会社自体は悪くないので、そのマネジメントがクビになり、邪悪な派遣もクビになりで、やがては落ち着くかと思うけど、日本撤退の結末になるかも知れない。私は十分尽くしたから、今後は私には関係ない。追い出したのはその人だしね。こういう人、数年後道で偶然会って、「君の言っていた通りだった」って謝ってくることがある。自分の何かに囚われている人は、助言を与えても、失ってみないと意味が解らない場合が多い。失ってからじゃ遅いので、必死に訴えるんだけど、自分で耳をふさいで目を閉じて水溜まりで足踏みしている人には、聴こえないし、周りも見えない。ただ。無駄な努力でも、遣るだけはやって、それで諦めるって感じ。結局、人間って、自分で学ぶしか無いのかな。失敗して学ぶのであれば、失敗は無駄じゃないから。
音楽の話
母が亡くなって2年が経った。友人に「そんな事やっててこれからどうするんだ!」て言われた。「さっさと誰か男見つけろ」って。確かに、女一人では不安。先日も普通にぼったくられたし。誰か男性と一緒に暮らした方が私の場合は安全かもとは思う。
でも、それ以前に、歌わないでいられないから。それが私の人間としての基盤だから。歌わないと死にたくなってしまう。深刻な病気ですね。まあ、アーティストなんて、基本、そういう病気の人がやる事だし。止めれる位なら、とっくに止めてる。楽しいばかりでは無いもの。でも、「深刻な不治の病」なので、やらないという選択肢が無い。結婚して、又は、仕事でキャリア積む人生も選択は出来たし、歌わない選択をすれば、人生は今よりもはるかに豊かで楽だったかも。でも、深刻な病気を抱えている以上、病気を治療しながらしか生きようがない。
深刻な病気の人は普通には生きれない。病気じゃない人にはこの苦労は絶対に解らないと思う。歌なんて、単に「ご趣味」とか「お楽しみ」とかで遣ってると思ってるから。母が亡くなってから、辛さを忘れるために、歌を歌う時間を出来る限り増やした。歌っている間は何も考えない。歌を覚えて自分の歌にしていく。その時間はずっと歌のことを考えている。次から次へと難しい曲にトライしてクリアしてる。気が付くと、ひたすら、幸せ。
ここ1年と少し、仕事も安定したし、音楽にお金も使える。月に2回は録音スタジオに行き、歌を歌っている。カバーも含め作品にしている。正直、お金にはならないけど、病気の治療になってる。朝、6時起きで早朝練習もしてるし。私の歌唱法はウォーミングアップは無いが、朝の一発撮りで、どの程度の完成度を保てるかを確認するために、歌ってから会社へ行く。20分歌うだけで、朝から笑みがこぼれる。朗らかにオフィスへ入って、私が笑うから皆も釣られて笑う。皆なともイイ感じ。
神様は、頑張る人間を応援してくれるもの。長年の念願だったが、今年は、自分の3オクターブの歌声をマックスに使ったオリジナル曲も制作出来た。この曲のお陰で自分の歌声の楽曲応用の方法が完成出来た。その後も、既存曲では、自分の歌声には合わないので、自分の歌声に合った曲を作って貰っている。
自分で作るより早いし、聴き易い曲が出来るし。最近は、ボカロPさんの曲にもトライしてます。ボカロって、アイドル系とか基本「歌下手さん」をシュミレーションしているから、音域狭いし、作詞も言葉突っ込み過ぎで何言ってるか解らないのが殆どだけど、この数年で少し傾向が変わって来たよう。多少は「歌下手さん」には無理がある曲を作ってる人もいるようになった。私のオリジナル曲も作家さんが最初ボカロで作ってくれたんだけど、歌が下手だから要らないって、メロディ音だけにして貰った。発声から違うので、聴くとこっちが変になっちゃう。下手な歌手のシュミレーションだから、音程も微妙で。
今は、お金を貯めては、自分用の曲を作って貰ってる。でも、楽曲作るのって、結構、魂エネルギー使う。特に、私の歌う歌は難易度が超絶ドS級なんで、下手すると「遺作」に成りかねない。なので、兎に角、作り手を分散しないとと思い、常々探してます。幸い、最近は、ボカロPさんも50人か100人位は軽くいるので、少しずつコンタクトしようと思ってる。そのうち、ご縁のある人とはつながるでしょう。あとは、少しずつ、歌を聴いて貰って、人間の歌う歌を作って貰えればでしょうか。
ボカロもピークは2年前のYoasobiのアイドル辺りで、今は、飽和状態な感じ。売れてる人は実際はバックに音楽事務所もいるでしょうしね。お金払って宣伝し無いと、いくら楽曲良くても表には出て来ないのでね。でも、結局、聴いてる人もパイは小さい。全体のパイが小さいので、物凄く売れてるように見えるけど、実際には、どの曲も一般社会では無名同然。ボカロ聴いてる人って「通」の部類。実際、Yoasobiのアイドルとか位のヒット曲でも大人は殆ど知らないものね。これが今の日本の音楽業界の現実。アイドル&ド素人優先で、プロ歌手を潰し切った結果かな。歌手がいないから、手っ取り早くボカロ。
でも、既にPerfumeも過去だし。
Yoasobiはボカロを人間が真似するみたいなコンセプト。カラオケ採点も同じ。新しいIT技術に人間がどこまで勝てるかみたいなコンセプト。既に、こういう観点の音楽がアホ臭い一般大衆は、音楽を聴かなくなってるし、多くが昔の音楽に走ってる。若い人も含めて、昔の生歌を聴いてる人は増えてる。
ボカロは今は最先端。でも人間が根本で求めるものではないという事。そこに気が付けるボカロPがもし居れば、私が提唱している歌唱法がいかに重要かを理解してくれるだろうし、私と組んで普通のPに戻ってくれるでしょ。Yoasobiもだけど、ボカロPも、優秀な歌手と組めるかが生き残れるかの別れ道では。
海外ではボカロは余り流行らない。子供の頃から教会で生歌聴いて、自分で歌って、神へ祈る。お経もコーランも歌だから。人が歌う行為って、神聖なもので、機械で代用する事が不敬な感覚。教会で神へ祈るのに、ロボットじゃねぇ。神様に無視されそう。だから人間の歌手が上手いのかも。遊びじゃなくて、人生掛けた祈りの延長だから。
日本も本来は同じなんだけど、日本の場合、宗教的な物を拒否する心理を洗脳されてるから、ボカロでもイイやになるのかも。それでも、人は人の声に癒されるもの。ボカロの歌詞に癒されても、声には癒されない。少数の例外はいたとしてもね。それで、数年後には、結論、ボカロも過去のものになる。その後は、人間の歌手で、きちんと歌える人が、優秀な今のボカロPさんと一緒に表に出て来るでしょうね。
今、多くのプロの作家さんがボカロへ進出してまた復活全盛期だけど、Yoasobiとかの影響は大きい。結局、ボカロPが歌唱力の高い歌手と組んで成功した訳だから。ボカロである程度有名になれても、ボカロだけでは突出は出来ない。ボカロ+人間になって初めて大ヒットに繋がるのかなと思う。ボカロP出身で大成功した人が出て来たから、新規参入が激増した感じと思うけど、ボカロを余裕で超す歌手は簡単には見付からないから、飽和状態を経て、近い将来、飽きられる。
新規参入で流行っているけど、ボカロの特性として、似た様な楽曲が物凄く多い。音楽的には面白いのもあるけど、歌が良いというのとは別物という感じ。今は、歌手が絶滅しているし、プロ歌手も一昔前のレベルですら無い。楽曲発表するとしたらボカロは便利。仮歌ならボカロで十分。なので、ある程度のシェアも継続はするでしょうが、Pで生き残るかどうかは、優秀な歌手を見つけられるかになるでしょうね。
私は仮歌でもボカロは使わない。アイドルさん用には良いかもだけど。売れる歌手はもっと上手くないと。今のボカロでは使えないなって感じですね。でも、ボカロの歌唱力を上げれば、アイドルとか素人が歌えない。カラオケで歌える人がいなくなる。その制限の中で作れば、楽曲の幅が狭まるのは当然。AI作曲も普通になってる。一方で、お金払って聴くなら、きちんとした歌を聴きたいのが人情かな。なので、最終的には、無いもの=需要になって、結局、良い歌手を見付けたPさんが生き残るのかな。
なので、そこの将来観を共有出来るボカロPさんなり、作家さんを探して、次の世代で、かつ、最終的な落しどころになる音楽を模索していくつもり。私は、カラオケ用に素人さんが歌う為ではなく、歌を聴きたい人が聴く音楽を提供する人になりたいから。
最後に
世の中、特に、日本人は神様話は信じないし、そういう話をすると異常とか言われる。でも、私は、普通ではない事が起きるのが自分の普通なので、諸々、単なる偶然か、意味がある繰返しかを判断しながら生きてる。人の人生には、夫々に、課題があると思っている。各人の課題は夫々の人用だから、他人とは似ていても被らない。でも、課題の先に行きつく所は同じだから、似た様な傾向は存在する。
そして、過去に達成出来なかった「課題」は、その「課題」が達成出来るまで、繰り返される。失敗すると、暫くは「修業期間」が来る。それがある程度終わると、また「同じシチュエーション」が起きて来る。「課題」を達成したいとか、したくないとかではなく、「達成」するまで繰り返される。人生に同じ事が起きると感じる人は少なくない。でも、多くの人が、同じ状況が来ても、同じ失敗を繰り返してしまう。要は、前回の失敗から学んでないと、次も失敗する。何を学ぶのかは人それぞれ。多分、心の在り方かな。
昔、ある人と別れ際、「世の中なんてこれだけ多くの人がいる。別れた後に再会する事なんて無いさ。」と言っていた。私は、この人とはその後今まで一度も再会していない。だから、そういう人もいる。一方、絶対に切れない人というのも存在する。親とか子とか家族とかでは無くて。繰返し、不思議と関りを持つ相手がいる。
そういう人とは、絶対に切らせてくれない何かがある。だから、どこかで接点が出来てしまう。それでも毎回どちらかが意地を張ったり、急ぎ過ぎたり、何かに拘り過ぎたりで、その接点を終わらせてしまう。それでも、自分の意志に関わらず、再び巡って来る人間というのがいる。結論、そういう人間とは、手を取り合わない限り、苦悩(修業)が続く。特に失敗の原因となった方に。こんな事は、普通の人にはほぼ起こらないけど、私には起きる。
自分が失敗の原因となった場合、自分の方により大きな苦悩と災難が来る。神様のお仕置き。結果、人間的には成長するのだけど。だから、私は、過去と同じ状況や同じ事が起きた場合、「試験が来た」と思って、その不思議な縁の人間に対しては、精一杯、手を取れるように努力する。どんな理由があったとしても。日本の神様は海外のとは異なる。海外の信者は教育課程だから甘いけど、日本の行者は実践課程だから非常に厳しい。なので、相手が手を取らなかったとしても、クソみたいな行動をしたとしても、私は縁を自分から切り捨てるような事はしない。あくまでも相手に非がある状況で終わる。
結果、相手に「お仕置き」が来て、苦行になる。それで、ある程度行くと、また「試験」が来る。それの繰返し。私は、そういう「試験」が来た時には、100点を目指すだけ。その100点が実は50点レベルであったとしても、相手の手を取るように努力するだけ。そうして失敗を続けて人生を終える人も多い。私もその一人になるかもだけど、不思議な「運命」とか「めぐり合わせ」を繰返す以上、そのループから抜け出すようにしないと。ループを抜ける=神様の望む縁を成立させる事かなと思う。そこまで達成すると、次のステージに進めるんだと思ってる。逆に、達成出来なければ、ループを繰返し、このままで人生が終わるのかな。
どちらにしろ、この人生では、歌の技術を極限まで高める修業を続ける。もし世の中に出られるとしたら、遣りたい事があるから。それは私の使命だから。もう一歩前進してから、この人生を終えたいので。
このHPは、もう暫くしたら、閉じようかと思います。
過去の事なんて、どうでも良いし。私は、不治の病の治療に協力してくれるなら、何でも許せるかもだし。嘘も何も、いちいち目くじら立てる歳でも無い。そうして、今はとても幸せで、歌を歌えて楽しくて仕方ない。そうして生きて行ければ十分。自分の才能と努力を讃え、自分を大事にしようと思ってくれる人を一人でも多く見付けて、一緒に音楽をやって、楽しく生きて行ければ良い。